すでに多くの諸先生方のご指摘のとおり、医療は施設完結型から地域完結型へ大きくシフトしていかなければなりません。当院院長の竹腰はその重要性に着目し病診連携室の設置や平成13年から開放型病床を導入し、その定着に取り組んでまいりましたが、独立した組織としては人員も少なく十分機能しているとはいえませんでした。
そこで組織として十分機能する様、新たに地域医療連携室を発足しその責任者として私が就任致しました。専任の社会医療福祉士、ケースワーカー、事務員を擁する部署として昨年11月にスタートしております。すでに多くの市民の皆様からも当院はこの地域でどんな役割を担い、貢献してもらえるか、関心や期待をもってみえることを承知しておりますし、このたび地域医療連携室がその答えとなり得るよう努力していく所存であります。
さて、新たに取り組んだこととしまして先生方からご紹介頂いた患者様が当院に来院された場合、確実に受診されたしたという報告をタイムリーにさせて頂くように改善しました。今後は第一報が受診報告を、医師からは改めて御報告書を返信させて頂きます。またご紹介頂いた患者様の各科の外来予約枠を設け、待ち時間が少なくなる様配慮させて頂きます。
改めて地域医療完結型とは各地域において発症から急性期、回復期を経て在宅まで、患者様の様態に応じ切れ目のない医療が提携されるネットワークを構築することであります。本日御集りの先生方と手を取り合い、地域福祉連携室がこの地域の皆様の医療介護福祉のネットワークの一翼を担い、地域の健康福祉に貢献させて頂きたいと願っております。まだまだスタートしたばかりですので、先生方からご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒宜しくお願い致します。今後ますます地域の中核病院として当院がその機能を果たし、これまで以上にかかりつけ医の先生方と病診連携を強化し地域に貢献できることを祈念しご挨拶とさせて頂きます。
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