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2019.10.28Hot News

「愛知県失語症友の会交流会」に、当院で発足した「こだまの会」が参加しました

年に一度の失語症友の会の愛知県交流会が、10月19日(土)に一宮市で開催されました。
当日は110名を超える関係者が集まり、たいへん盛況な交流会となりました。

この交流会は、愛知県内で活動している失語症友の会が集合し、レクリエーションを通して交流を深めるイベントです。
犬山からは、この地域で活動している失語症友の会「こだまの会」から15名が参加し、当院勤務の関係者も同行しました。

愛知県失語症友の会交流会ポスター

当日はあいにくの小雨にも関わらず、110名以上の関係者が一宮のiビルに集まりました。会場では10のグループに分かれて、同じテーブルになった方々とのグループ交流や全体合唱&踊りなど、工夫を凝らしたプログラムを楽しみました。

 

交流会の前に、新制度「失語症者向け意思疎通支援事業」の説明を聞きました。
交流会は、今回の開催担当の「ホトトギスの会」会長と会話パートナーの方の息のあった司会で進められました。
まずテーブルごとの自己紹介。氏名や所属の友の会などについて、少し時間はかかっても、皆さんできるだけ自分で話されていました。

 

次に、テーブルに用意されたパズルを組み合わせると、ホトトギスの鳥ができあがりました。さらに、10グループのホトトギスを集めてホワイトボードに貼ると、みごとな絵(写真)が完成して、大きな拍手がわきました。
休憩タイムには、一宮の美味しいお菓子を頬ばりながらお喋りを楽しみました。

 

後半は、「ぼくらはみんな生きている」を合唱しながら踊ります。最初は声が小さかったり、踊りが遅れたりしていましたが、皆だんだん上手になって、最後には全員総立ちとなってのパフォーマンスに会場一体となって盛り上がりました。
今年は、新しい友の会からの参加者もあり、仲間が増えたことを実感しました。

 

来年は名古屋で開催予定です。

愛知県失語症友の会画像

 

これからも、失語症友の会「こだまの会」では、失語症の方々に向けてさまざまな活動を行ってまいります。

 

【用語説明】
失語症(しつごしょう):
脳卒中や交通事故など脳の病気によって生じる言語障害の一つ。
聞くこと、話すこと、読むこと、書くことが困難となり、コミュニケーションが取りにくくなります。

 

失語症友の会「こだまの会」:
平成2年、言語障害の患者さんの「同じ病気で苦しんでいる人達を励まし支えあいたい」という想いに応えて、犬山中央病院相談室の支援によって発足しました。
例会では、バス遠足、納涼会、作品展、体験発表、忘年会、総会、和菓子作りなどを行い、交流を深めたり関連情報を交換しています。
平成28年には、総合犬山中央病院から離れて地域の友の会となったことで、当院以外の失語症の方も参加していただけるようになりました。
今後も「こだまの会」は、失語症になっても「生きていて良かった」と思えることがたくさんあることを伝えていきます。